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人間の可聴域は一般的に20Hz~20kHzですが,20kHzを超える「人間の耳には聞こえない音」を超音波とされています。超音波は気体や液体,固体などの媒体中を伝搬すると,超音波の特徴として可聴音に比べて指向性が鋭い,波長が短い,減衰が高いなどの特徴があります。また,音波は均質な媒体中では直進しますが,音速が異なる媒体との境界面で反射します。ここで,超音波の応用方法としては通信的な応用,動力的な応用,電子回路素子などがあり,超音波は魚群探知機や医療診断装置,洗浄機器,センサーなど様々な分野で利用されています。本工法は超音波の洗浄作用と浸透作用を利用する工法です。 |
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本工法の代表的な特徴は以下の通りです。本工法は超音波振動機付きの施工装置を用いることで,通常の薬液注入工法と同じ施工方法のまま様々な効果を得ることが出来ます。
●注入材が広範囲にきめ細く浸透する
●改良体の品質が向上する
●注入材の吐出量を増大できる
●注入材を特に限定しない
●従来の注入機械にて施工が可能である
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モニター |
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注入装置可動状況 |
削孔状況 |
注入装置設置状況 |
注入結果(超音波有) |
直径2mの改良体 |
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